浪江とあたし、ときどき田村。

浪江に住み始めた主婦のブログ・立ち上げた地域団体「なみとも」の情報も綴ります♪

家族のカタチ

※町や自身の活動のこととは全く関係のない、個人的な内容です※

児童相談所から里子ちゃんを迎えました】

唐突な話題になっちゃいますが、

あたしたち夫婦は不妊治療の結果、血の繋がった子を授かることが難しいと昨年5月に判明し、同11月に児童相談所で「養育里親」と「養子縁組里親」の登録をしました。

気持ちとしては、社会貢献とか子ともがかわいそうだからとか、そんなんじゃなくて、

ただただ、“子育てをしたい”・“家族をつくりたい”という気持ちです。産めないけど、育てることはできると、少しずつ思えるようになりました。

そして待機すること3ヵ月。
今年2月末に委託の話があり、「養育里親」として低月齢の赤ちゃんを我が家に迎え現在育てています👶委託期間は短い里親です。戸籍上の親子関係はありません。

妊活、不妊治療、里親制度や特別養子縁組について、知っている方も、もしくはすでに経験のある方もいらっしゃるかもしれませんが、(ここには書きませんけど)あたしたちも本当にたくさん悩み、葛藤がありました。

特別養子縁組という選択肢もありだよね」と決めてからは、気持ちを切り替えて突き進みましたが、

里親や特別養子縁組についての認知度の低さを思い知りました(*_*;

※あたしたちの不妊の原因は「男性不妊」です。この認知度もものすごく低くて大変でした💦

だから、あえてオープンに書こう!と。

少しでも知ってもらえたら嬉しいです。

まずは、里親制度・特別養子縁組について、少し掘り下げたいと思います。

里親制度とは、さまざまな事情で家族と生活していない子どもたちが、家庭的な環境で健やかに育つことができるよう支援する制度です。(『子どものいない夫婦のための里親ガイド』引用)

つまり、「子どもの福祉のための制度」です。

里親になるには、児童相談所で研修を受け登録をする必要があります。登録までは、私たちは児童相談所の門をたたいて約4か月という期間でした。面談や家庭訪問などがあります。

登録してから委託までは本当にその児童相談所ごと、地域ごとで差が出ます。里親委託に積極的なところもあれば、施設へ入りそのままというところもあります。

<子どもを望む夫婦が子どもを迎えるには>

実子ではない子どもを迎えるには、二つの方法があります。

1つは上記のように児童相談所から迎える里親制度。養子縁組が前提でない「養育里親」と、縁組が前提である「養子縁組里親」があります。

※あたしたちはこの2つに登録しています。

もう1つは民間団体から迎える養子縁組です。インターネットで調べればたくさんあっせん団体が出てきますが、いくつか私たちも説明会を聞きに行きました。

いろいろと養親に対する条件があったり、費用がかかったりしますが、民間団体を通じて特別養子縁組で家族になった方々は大勢いらっしゃいます。

養子縁組の種類は2つ。普通養子縁組では、養子縁組が成立した後に生みの親と子どもの親子関係は継続、特別養子縁組はその関係が終了し、育ての親が「親」となります。

どちらにしても、この里親制度、特別養子縁組は、子どもが欲しい親のための制度ではなく、子どものための制度です。

あたしもたくさん本を読んだりネットで勉強したりしましたが、これは自分事にならないと、もしくは身近にそういう家族がいなければ、多分知らなかったことだったな・・・と思います。

<子どもの虐待の実態>

これに関しては増加傾向にあり、平成28年度中に全国210か所の児童相談所児童虐待相談として対応した件数は122,578件で最多件数です。

生みの親のもとで育つことができない子どもも、日本財団によれば約46,000人で、その8割を超える子どもが施設で暮らしているそうです。


日本財団より
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/happy_yurikago/infographics

毎日のようにテレビで流れる虐待や赤ちゃんが亡くなるニュース。あたしにとっては他人事ではなくなりました。

なかなか自分事として受け止めることは難しいかもしれないけど、こういう制度とその中身について理解を深めることは、きっと無駄じゃないと思います。

児童相談所は、育児中のお母さんがSOSを出せる場所でもあるということも初めて知りました。

何かが起こってしまう前に。

言葉の通じない赤ちゃんと24時間過ごし、外出もできず、今までの生活サイクルが崩れ毎日寝不足が続くと、数か月で身体はボロボロ、判断能力や感情もなくなりかねないです。

身近にSOSを出せる人や機関、そのSOSに気づける人たちが、本当に必要です。

少しでも身近に感じていただければ!

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ちなみにあたしが読んだ書籍は以下の通り。

>>『子どものいない夫婦のための里親ガイド―家庭を必要とする子どもの親になる』著者:吉田奈穂子

>>『子どものいない夫婦のための養子縁組ガイド―制度の仕組みから真実告知まで』著者:吉田奈穂子

>>『産まなくても、育てられます』著者:後藤絵里